“Ethical” コンセプト
kawalabo. では国産豚革も松本産鹿革も一頭単位での革(一枚革)を仕入れています。
特に鹿は害獣として罠にて捕獲されます。
その際に暴れて深く、大きな傷がつくことも多くあります。
また、丁寧になめされていますので裏面もとても美しいのですが、部位によって鞣し(なめし)の工程により毛羽立ちなどが目立ってしまう箇所もあります。
これら傷や裏面の毛羽立ち、そして人間と同じでシミやシワなど、状態によって定番作品には使えない部分も結構出てしまいます。
一方で、「命をいただいている」ことを考えると少しでも廃棄することなく、有効に活用出来ないかとの想いから商品化したものが、“Ethicalコンセプト“ です。
☆マーク:
定番品と“同価格”で設定している作品です。
例) 敢えて「生きた証としての傷」を前面に出しており、裏面はとてもきれいでスムーズな状態です。「かえってカッコいい!」という声から生まれました。
キーケース/三つ折り財布
『生きた証』としての傷などが、かえってカッコいい!というご評価をいただけることが増えてきました。またバックスキンもとても美しい状態の部位を傷も映える形に表現しています。
★マーク:
定番作品の価格から値引を行っている作品です。
例) 定番品と比べて、裏面の毛羽立ちが目立つ<写真下>
革の品質、作品としての機能、縫製なども全て定番品と同等ですので、見た目より機能!と考えていただける場合にはお値打ちだと考えています。
鹿革コースター
表面にイエローブラウン(写真①上)、裏面にはブラウン(写真①下)の鹿革、両面リバーシブルで使えます。
革の中では、水に最も強いと言われている鹿革。日常使いであれば水染みになることはほとんどありません。
その特性を活かし『コースター』を作ってみました。
夏場の冷たい飲み物を入れたグラスの大量な水滴の場合には、多少は水染みになりますが、柔らかい鹿革を身近に楽しんでいただけると嬉しいです。
写真①(上)
写真①(下)